関西大学の川口美貴教授が、「労働法(第6版)」を出された。
「川口労働法」は、毎年改訂されていて安心してその内容に依拠でき、細目次が充実していて体系が理解しやすく、また、おそらくパートナー古川景一弁護士の実務の知恵が多分に詰まっている優れものであり、価格も、5000円に抑えられ、その膨大な情報量に比すれば、とてもお買い得である。
今回も①育介法の改正、②民法施行後の裁判例や安衛法違反に関する最高裁判決等2022年2月までの公刊判例情報が盛り込まれている。
ぜひ、お勧めしたい。
(信山社、価格5500円)